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大野地球科学研究会は化石やお天気または星が好きな仲間が造った同好会です。

SINCE:  2001年1月1日

UPDATE: 2016年10月8日


あ て に な ら な い も の

 役にたたない諺もかなりみられます。主に動植物に関する諺に多くみられるようで、ただ、 そのような傾向があると認められるものもいくつかあります。また流星や星の諺については、そのときの天気の状態を知ることはできますが、 先の天候を予想するものとしては、信用し難いといえるでしょう。ゲタやテルテル坊主については、言うにおよびません。

『ねこが騒ぐと嵐』
『からすが騒ぐと大風あり』
『すいかの豊作、大風となる』
『木の実の少ない年は大風吹かず』
『かやの穂の出、少なきは大風の兆』
『なすの花のよく咲く年は、大雨、大風』
『返り花の多き年は大雪となる』
『かきのみのりの少ない年は小雪』
『流星があると風が吹く』
『流星がつづくと天気が良い』
『流星が多いと大風になる』

 これら流星に関する諺は、信用し難いとみていいでしょう。流星については1年のいつごろに多く見られる。ということがわかっています。 冬(12月13〜14日頃)の双子座流星群、夏(8月12〜13日頃)のペルセウス流星群などその例です。 しかし、別の点から解釈することもできます。流星が見られるようなときは空か澄んでいるときで、高気圧におおわれている場合です。 このように、その時点の気象状態を知ることはできます。

『アリを殺すと雨』
『テレビの調子が悪くなると雨』
『ゲタが表になると晴れ、裏になると雨』
『テルテル坊主をつるすと晴れ』

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