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大野地球科学研究会は化石やお天気または星が好きな仲間が造った同好会です。

SINCE:  2001年1月1日

UPDATE: 2016年10月8日


大 野 盆 地 の 地 形

大野盆地は、北東を加賀越前産地、西を越前中央山地、南を美濃越前山地に囲まれ、周囲の代表的な山には、法恩寺山(1356.7m)、 経ケ岳(1625.2m)、荒島岳(1523.5m)、飯降山(884.3m)などがあります。 標高はだいたい160mから230mぐらいで、 面積は約80平方キロメートルの山間盆地です。

大野盆地内には、東より九頭竜川、真名川、清滝川、赤根川の四河川が、ほぼ平行して北へ向かい、下荒井で合流しています。同じように盆地を流れる川ですが、その特徴は大きくちがいます。九頭竜川は、川の流れが河床を浸食した河岸段丘を伴っています。真名川は、佐開扇状地を形成し、清滝川は、木本扇状地を形成しています。また、真名川・清滝川は、広大な氾濫域を伴っています。一方、赤根川は流域に低湿地帯が発達しました。

また、大野市は、昔から地下水の豊富な土地として知られており、陸封魚の「イトヨ」が湧水池で棲息しています。

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