３−５ 恐 竜 時 代 の 終 わ り
地球の王者として恐竜が君臨した時代は約６千万年もの間続きました。しかし今から６５００万年前頃に絶滅という形で終わってしまいました。
その理由を説明する学説が乱立しています。しかし現在までの化石調査などで分かっている恐竜絶滅の状況を矛盾なく説明できる学説は確立されていません。。
ただ最近はアメリカ大陸のユカタン半島に隕石が衝突し、その影響で地球の環境が激変したことによる絶滅説が有力になってきているようです。
また一説によると、恐竜の子孫が現代の鳥類として生きのびたともいわれています。
残念なことに、奥越地方に恐竜が絶滅した時代の地層は発見されていません。
この時代、日本列島はアジア大陸の東の縁にひっついている状態で、まだ日本海すらありませんでした。
なお、恐竜時代が終わってから、当地でも大規模な火山活動があり、この活動で堆積したものが面谷流紋岩と呼ばれています。
