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大野地球科学研究会は化石やお天気または星が好きな仲間が造った同好会です。

SINCE:  2001年1月1日

UPDATE: 2016年10月8日


1−1 プ レ ー ト 理 論

大野盆地が現在の姿になったのは、今から100万年前ぐらいから始まった地殻変動によるものだと言われています。具体的には、プレート理論と呼ばれるものです。

地球は何枚かの巨大な板、つまりプレートに覆われています。

プレートはいろいろな方向に移動するため、プレートに乗っている大陸がほかの大陸とぶつかり地盤を盛り上げて山々を造るとともに、 余ったエネルギーはマグマとして地下にたまっていきます。そのマグマが地盤の弱い所から上昇し、火山として噴火するのです。

また逆にプレート同士が離れる場合には、陸が裂けるようにして海ができます。

日本列島にもこのような全地球規模的プレ−ト移動によって大きな力が加え続けられています。

北アメリカプレートが西に移動することによって日本列島を少しずつ圧迫して山を造りました。

プレート理論は、約100万年前に始まった経ケ岳の噴火や、全般的な大野盆地全体の成り立ちの原動力をも説明してくれます。

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