本文へスキップ

大野地球科学研究会は化石やお天気または星が好きな仲間が造った同好会です。

SINCE:  2001年1月1日

UPDATE: 2020年6月29日


2020年の目標でしたナローバンド撮影の最新レポートです。天文担当の橋本会員が6月に撮影しました。

ある天体について以下の光の波長で撮影し、各波長をRGBにあてて色を出します。

 硫黄(SU 672.4nm) 水素(Ha 656.3nm) 酸素(OV 500.7nm)

ナローバンドは恒星の肥大化を抑える特徴があり特定だけの光だけを取り込むので星雲のディテールがはっきりします。
また、光害も大幅にカットできます。
ただし、一波長にそれなりに露出しなければなりませんのでそれなりの露出時間になります。

対象はM16わし星雲その中央部がわしの姿にみえることからイーグル星雲とか言われてます。
ハップル宇宙望遠鏡がわしの姿の部分を神々しく撮影し創造の柱と言われております。

ナローバンドで創造の柱の撮影一つの目標でもありました。感慨深いものがあります。
今のところM16わし星雲しか撮影してないので、他の星雲も撮影していきたいです。

・1枚目: R(SU)G(Ha) B(OV) ハップル宇宙望遠鏡の合成(ハップルパレット SAO合成)


・2枚目: R(Ha) G(OV)B(OV) ナローバンド撮影での比較的に現実味の色合いがでる合成(AOO合成)


・3枚目: ブロードバンド撮影(通常のデジカメ撮影)



このページの先頭へ